日々徒然~映画とアニメなテレビ~

古き良き時代のハリウッドが大好きです。 時代劇や漫画、アニメも大好きな私ですが、最近のお気に入りはAぇ! groupです!! そんな私の感想を、ボラボラ綴ります。

「梅安蟻地獄」観ました。

こちらは“必殺仕掛人”シリーズ第二作目。
江戸時代、被害者の晴らせぬ怨みを代りに晴らす仕掛人の活躍を描いたものです。
原作は池波正太郎の同名小説!!
脚本は宮川一郎、監督は脚本も執筆している「必殺仕掛人」の渡辺祐介、撮影も同作の小杉正雄がそれぞれ担当しています。

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お話は・・・

鍼医者・藤枝梅安は、ある夜、一人の浪人に本道医師・宗伯と間違えられて襲われます。
その後、梅安は仕掛の元締・半右衛門から伊豆屋長兵衛の暗殺を頼まれました。
伊豆屋は五年前に江戸に来て以来、急速に財をなしており、その私生活は謎。
ある日、梅安は伊豆屋と宗伯が密会しているのを張り込んでいたところ、先日の浪人も宗伯を見張っていたのです。
浪人は小杉十五郎!!
薄幸な女郎お仲の母を犯し自殺に追いやった宗伯を狙っていたのでした。

後はいつもな感じに恨みを晴らせない人の代わりに恨みを晴らしてくれました。
でも、そういえば、悪者以外殺されなかったわ・・・
いつもは頼み人が死んじゃうことも多いのに。
最初の頃の作品は、やっぱりシンプルイズベストなのかもしれませんね。
左内さんじゃない小杉十五郎、こちらもとってもハンサムでした。


ちなみに・・・この後、何人もの俳優さんが梅安さんを演じてきましたが、やっぱり緒形拳さんが一番だと思ってしまいます( ̄▽ ̄;)
女好きで飄々としてるところが色気があって、とってもセクシーです。
殺り方も粋!!って言ったらダメかしら・・・( ̄▽ ̄;)
そしてこのねっとりとしたフィルム感もピッタリです!!

個人的に、子供の頃から緒形拳さんは”観てはいけない人”みたいに思っていました。

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「砂の器」「復讐するは我にあり」「楢山節考」「陽暉楼」「女衒」・・・

全部、じっとりとした作品で、色気がありすぎて子供は見れません!!という感じ。

今回、久しぶりに昔の時代劇を見てみて思ったのは、やっぱり着物が粋だということ。
きっちりときれいに着ているわけではない着物、でも、ちゃんと着ているんですよね。
お殿様やお姫様の着方じゃなくって、市井の生活感のある着方っていうのかな??
走るときや、袖口、うなじ・・・チラチラと裏地が見えたりするのがなんとも粋で色っぽかったです。
当時はまだまだ着物の所作がきれいだったんだなあ・・・って感じでした。

また緒形拳を物色したくなってしまいました。
もうそれは中毒です( ̄▽ ̄;)

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「室町無頼」観てきましたよ~~!!



こちらは垣根涼介さんの小説が原作です。
小説版の主人公は、天涯孤独の才蔵・・・
つまり、大泉洋さん演じる蓮田兵衛ではなく、なにわ男子の長尾謙杜くんです。
でも、映画版では大泉洋さん演じる蓮田兵衛が主人公です。

ネタバレにならない程度に感想を・・・って、結構大変ですが・・・??

ひょうひょうとしている蓮田兵衛、滅茶苦茶良かったです。
そして・・・本当に良かった長尾謙杜!!

muromati

アイドルというのに、汚いこと、汚いこと!!
修行を経て最強へと進化していくんですが、そういうところ少年漫画ヲタクにはたまらないです!!
男前事務所のオーディションの頃から知っているんですが、ホンワカした感じでこんなアクションするとは・・・!!です。
若い頃、ブルース・リーをはじめとする香港映画、真田広之を筆頭にJACをこよなく愛してきた私としては、昔と違ってCGは使っているだろうけど、それにしても・・・!!と、絶賛してしまうアクションです。

そしてもう一ひとり私が好きだったのは芳王子を演じる松本若菜さんです。
まさに良い女です!!
女性であることを最大限の武器に、出しゃばりすぎずないい女!!
そんな言い方をすると男尊女卑という人がいるかもしれないけれど、男性と対等な女性よりこんな女性の方がきっぷが良くていい女でした!!


私、日本史上、この頃が一番”衛生的に汚い”時代じゃないかと思っています。
最初、始まって5分であまりにも汚い時代に、この映画の本気を感じてワクワクしました。

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歴史ヲタクで漫画ヲタクな私は時代劇ヲタクでもあります。
最近、テレビで時代劇のないことに寂しさを感じていました。
そして、最近は戦争をかっこよく書くのも否定されがちですが・・・昔の時代はその価値観で生きていたんだから否定する必要はないと思っています。

話は変わりますが、長尾くん所属の男前事務所、あの報道まで「少年たち」という劇をしていました。
その題「少年たち」というだけで、2年前のあの報道以来偏見のまなざしに晒されるわけですが、内容は太平洋戦争っぽいお話でした。
私の子供は当時、松竹座に通って観に行っていて・・・

「なんか、戦争の話で全く分からんわ・・・歌って踊ってくれんのほんのその中のコーナーだけやねん!!」と怒っていたのを思い出しました。

その時私は、戦争のことを語りついていてくれているんだなあ・・・
やっぱりそうでないと!!と思っていたことを思い出しました。



長尾くんが出てくれたことで、若い子たちが「こんな時代もあったんだ」と、「自分たちは今、すごく幸せなんだ」と・・・今でなくてもいつか思ってくれたら嬉しいですね。

それは私の親心。

映画でもいい!!テレビでなくてもいい!!時代劇が復活してくれたら嬉しいなあ!!

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このブログでも何回も書いているかしら??
久しぶりに「風と共に去りぬ」観ました!!

kaze2


先日、BSでやっていたんですが、BSでやっていいんですね??
昔はこの映画は、「世界中で放映していない日がない」とまで言われた映画でした。
ただ、黒人が奴隷として出ていることや、KKK団的なのが描写されていることなどから、いろいろ反対され・・・
昨今のポリコレな感覚から、「二度と放映出来ない映画」みたいな言われ方をしていたので、BSでやってくれたことに感心していました。
だって、NHKだしな!!

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話の内容は、南北戦争を潜り抜けてきた南部のお嬢様が自立する物語です。

気の強くたくましいスカーレット・・・監督さんが誰も似合う女優がいないと悩んでいた時に彗星のように現れた、エメラルドの眼を持った新人のビビアン・リーに一目ぼれ・・・魅力的に描かれています。

若い頃と今では自分の思うところが随分変わっているところに気づきました。
感動するシーンが違うところに年月を感じてジーンとします。

有名なスカーレットがコルセットを着けるシーン。
マミーに手伝ってもらって頑張って着けるんですが、南北戦争当時の南部の女性はこんなふうにお人形さん・・・つまり、精神的にも自立していない女性として存在したんだなあ・・・と改めて思いました。
当時はこれもかわいいと思ったけれど、今では・・・腰痛になっちゃうよ、と心配しちゃう・・・( ̄▽ ̄;)

kaze


強い女性のスカーレットは、3回結婚します。
1回目の結婚は大好きなアシュレーがメラニーと結婚するのでその腹いせに結婚。
2回目は南北戦争に負けて何もかもなしくてしまったので、事業で成功していた妹の婚約者を略奪して結婚。
そして、3回目は似た者同士?のレット・バトラーと結婚。
そして3人とも離婚。
当時の女性として本当に気のキツイ波乱万丈な女性として書かれています。

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休憩を挟んでの長時間の映画。
この年になって改めて観ると、表面的に強いスカーレットよりも、本当に強かったのは良妻賢母のメラニーだったことを再確認しました。
この二人が物語の軸で、昔の賢い女性の象徴のメラニーと、それに対比した新しい女性の象徴スカーレットなんでしょう。
でも、スカーレットのマネは現代の女性でも難しい気がする~~!!

で、私の大好きなレット。
このレット・バトラー。
原作者のミッチェルが、クラーク・ゲーブルに演じてもらいたくて描き上げたと言われています。
なんともかっこいいです~~!!
こんなに三つ揃いの似合う俳優さんは、私は知らないです~~!!

ジェームズ・ディーンがカリスマ化されているのは、当時のハリウッド映画で初めてジーパンに真っ赤なジャンパーだったこと。
その15年ほど前のことなので、悪ぶっている葉巻なバトラーですが、ちゃんとスーツを着ているのがミソでしょうか??

それにしても、現実主義で強い男の象徴として描かれていたレット。
願われてもいないのにピンチに現れて、何回も何回もみんなを助けてくれる・・・何てかっこいいんでしょう。
スカーレットやメラニー(お産後の後北軍から逃げるとき)をお姫様抱っこした時はもちろん、撃たれたアシュレーを担いで帰宅しベッドへお姫様抱っこしていく姿は、「男でもお姫様抱っこできるん??その二の腕!!」と、目がハートになってしまいましたv( ̄∇ ̄)v

スカーレットを振り回しているようで、結局振り回されてしまいましたね。
独身主義者だったのに・・・可哀想・・・(T_T)
本当に心からスカーレットを愛していたのはレットだったよ・・・。
切ないなあ・・・
この作品は、女性の自立を謳ったものだろうから、それも仕方ないのかな??
素直になったスカーレットと、素直になったレットとの未来はあったのかしらね??

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『秘密~THE TOP SECRET~』始まりましたね。

himitu

私の大好きな清水玲子さんの作品です。

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で内容は・・・??
科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”では、凶悪・重大犯罪において、被害者および犯人死亡の際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行います。
その映像は、死者が「見た」ものであるため、幻覚や病気、妄想、先入観をも映し出されてしまう・・・
薪剛は、「第九」の創設メンバーで室長、類いまれな容姿に驚異的な記憶力と鋭い洞察力をもちます。
ある事件により、親友であり同僚だった鈴木克洋を亡くした薪の前に、鈴木にうり二つの新米捜査員・青木一行がが配属されてきました。
二人は、死者が最期まで秘めていた“想い”や“秘密”をも見てしまうことで、心に罪の意識と葛藤を抱きつつも、難事件を解決するために奮闘し、かけがえの無いバディとなっていく。

というもので、一つ一つの事件を解決していきます。
ドラマではこちら。



映画版では岡田将生&生田斗真でしたがドラマ版では中島裕翔&板垣李光人です。
この二人、どんな作品にしてくれるんでしょうか?

清水玲子さんの作品は、美しいのはもちろんですが、儚いというよりも、連綿と続く命、そしてその命の尊さ・・・ほかの漫画家さんにない表現でかなり重く書かれていますよね。
どんな風になるのか??
本当に楽しみです。

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清水玲子さんを見るとどうもこの二人を想ってしまう~~!!

jyakkkuanndoorena

ジャック&エレナです。
清水玲子さんの作品は、大体この二人がイメージなのが多いですよね。
こちらは部品さえ変えればずっと変わらずに生きられるロボットと人生に限りのある人間のお話です。

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清水玲子さんの作品は、普通の感覚とはちょっと違った角度から、命を考えさせられる重い作品が多いです。
この「秘密」とっても楽しみなのですが・・・貝沼が原作と全然違うのでちょっと心配!!

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「白暮のクロニクル」観ました。



こちらは人気漫画家ゆうきまさみのヒット作をWEST.の神山智洋主演で映像化したものです。

懐かしい~~!!
ゆうきまさみさんです!!
「OUT」ですよ~~!!
私はどちらかというと「ファンロード」派だったんですが、当時のサブカルチャーの代表的存在雑誌ですね。
まだパロっていたゆうきまさみ先生がプロとしてデビューして「パトレイバー」で一世風靡して・・・ジーンとしてしまいました。

あ・・・話は「白暮のクロニクル」でした( ̄▽ ̄;)




お話の中心はオキナガと呼ばれる不老不死の存在です。
厚生労働省の新米職員・伏木あかりは、立ち入り検査先で怪死事件に遭遇します。
被害者は不老不死の存在「オキナガ」・・・
そこで参事官の竹之内の目に留まったあかりはオキナガを管理する「夜間衛生管理課」に異動させられることに。上司の久保園に連れられ、あかりが向かった先は、私設図書館「按察使文庫」。
そこで出会った青年・雪村魁もまた「オキナガ」でした。
その雪村がライフワークとして追っているのが”羊殺し”・・・12年に一度の未年のクリスマスごとに70年間にわたって続けられている連続殺人事件だったのです。



ということで、主役はまっすぐなあかりと、「オキナガ」として子供のまま成長せずに80年生きてきた雪村です。
最初、雪村の設定が”88才なのに見た目が18才、白髪の吸血鬼”ということで、あまりにもたくさんの情報でどうなることかと思いましたが、そのドラマの世界観とノスタルジックでレトロな時代に飲み込まれていきました。


別になりたくてなったわけじゃない吸血鬼。
切ないですね・・・雪村。
だって、年を取ることがないし、死ぬことがほとんどないんだから・・・。
そんな雪村を神ちゃんが熱演です。

人とかかわっても、自分だけが年を取らずに生きながらえ続ける・・・
雪村はどんな気持ちなんでしょう。
複雑ですよね。
人の命とは何なのでしょう??
そんなあかりと雪村の引き寄せられた再会は必然だったんだなあ・・・と、最後まで見てジーンときました。

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